学校経営

□学校長ごあいさつ 

教育方針イメージ本校の校名が由来する丹生郡は、古い歴史と豊かな風土に恵まれたところです。古代の豪族たちが権力を競い、丹生ヶ丘に巨大な古墳群を築きました。奈良時代から平安時代には越知山を中心として、修験道や神仏習合といった宗教の一大拠点となりました。後に織田信長を生む、織田一族が拠点としたのもこの丹生郡ですし、その織田信長や徳川家康がこよなく愛した中世舞曲『幸若舞』の発祥の地もこの丹生郡です。
 このように丹生郡は、古くからの歴史と文化の香り高い土地柄ですがそれに加えて、海の幸、山の幸、里の幸に恵まれたところでもあります。また、越前焼に代表される伝統産業から、半導体などのハイテク産業まで、様々な産業も息づいております。
 この豊かな故郷、丹生郡の多くの住民から「ぜひこの地域に、子供たちが高い目標を持ってしっかり学べる学校がほしい」との強い要望を受けて本校は誕生し、以来、百年近い歴史を刻んでまいりました。現在では丹生郡だけでなく、近隣の福井市や鯖江市、越前市のみならず、他県の中学校からも本校に進学していただけるようになりました。
 その間、約1万7千人の卒業生を世に送り出しており、著名な方々も多くおられます。また、ホッケーを核とした部活動の盛んな学校としても世に知られており、多くの本校の卒業生がホッケーのオールジャパンの中心選手として活躍してきました。
 平成16年には中高一貫教育の研究を開始し、平成20年からは連携クラス第1期生が入学し、福井型中高一貫教育を本格実施しました。平成26年からは、中高一貫教育の対象を越前町内全ての中学校に拡大し、地域の特色を生かした、本校独自の中高一貫教育を、今後ますます充実させるべく、実践研究に取り組んでいるところです。
 現在、本校を取り巻く教育環境は、大きく変わろうとしています。大学入試制度が大転換します。また。2020東京オリンピックも開催されます。学校教育の根幹となる、学習指導要領も改訂され、教科書の内容、授業のやり方も、大きく変わろうとしています。この変化の大波、大風を、丹生高等学校の飛躍のチャンスととらえ、学校改善に努めてまいります。    

                 平成31年4月1日 
                                   福井県立丹生高等学校 校長 藤井 克郎